テニス肘

【概要】

テニス肘は、一般的に上腕骨内側上顆炎や上腕骨外側上顆炎のことを指す。

 

テニスにおけるボールインパクト時の衝撃が前腕の屈筋群や伸筋群を介して起始部に反復継続して加わることで炎症を起こしたものである。

 

フォアハンドストロークにより内側上顆炎が、バックハンドストロークにより外側上顆炎が発症する。

 

【診察】

チェアテスト:上腕骨外側上顆炎で陽性

コーゼンテスト:〃

中部伸展テスト:〃

手関節掌屈テスト:上腕骨内側上顆炎で陽性

その他、肘関節の伸展制限や圧痛を確認する。

 

【施術例】

上腕骨内側上顆炎の場合は、前腕の屈筋群を、上腕骨外側上顆炎の場合は、前腕の伸筋群をそれぞれ重点的に施術する。

 

橈骨手根関節を長軸方向に離解しながら、上下に動かす。

 

屈筋支帯、伸筋支帯の部分で前腕の筋群の腱を細かく施術する。

 

上肢の基本操作を上腕二頭筋、上腕三頭筋に重点を置いて行う。

 

【予防】

肩関節障害に同じく、練習や試合後のアイシングが不可欠である。

 

また、リストカール、リバースリストカールなどのトレーニングを行い、筋力の増強を行うとよい。