楽しむために


私は、体を大切にします。

 

限りある身体という資源を大切にします。

 

人生をいつまでもポジティブに元気に楽しく生きるために、身体の自己調整をおこなっています。

 

活動ができるうちに、

 

旅ができるように、

 

人生を楽しむために、大切にします。

 

時々、楽しむことを忘れています。



 

 

 

(写真 自宅でのランチ。主食は抜いています。キャベツは、半玉食べます。自家製ヨーグルト)


体を大切にする。

 

これは、指圧をするときも同じです。

 

自分がされて嫌なことはしない、相手が嫌なことはしない、気持ち良いことをすることが、基本。

 

相手に余計な緊張を与えないことはもちろんですが、初めて指圧を受ける人や受け慣れていない人は、無意識の下で身体が緊張反射反応を示している場合が多くみられます。

 

(北九州の人は、ほとんど指圧を受けたことがないと思います。

 

それは、北九州市には、指圧師が少ないことが関係していると思います。

 

指圧が発達している東京でさえ、私のお客様・患者様は、ほとんどが全身指圧は受けたことがなかった(まだまだ一般の人に指圧は普及していません。痛みがある人が受けると思っています。病気予防のために受ける人はごく少数です。)。

 

前頸部、頸部の指圧・腹部指圧・横臥の肩甲骨周囲の指圧は、基本指圧の大特徴だと思います。

 

また、腰部や臀部の指圧調整は、きめ細かく圧調整を行い、前腕部なども指圧ならではの圧刺激だと思います。)

 

相手の緊張を取り除いて、お互いが寄り添い、信頼があってこそ、そこから深い治療が始まります。

 

体の調整・自律神経のアプローチをしても、心までアプローチできないと、体の調整だけで終わった浅い治療になります。

 

実は、体や心の先には、他にもアプローチしなくてはいけないものがあります。

 

どうしても初めは浅い治療になります。

 

患者様も意識を変えていってもらう時間が必要ですから。

 

患者さんによっては、いくつもの障害を抱えていたり、患者の状態も違うので、身体の調整だけでも浅い部分から、徐々に深部までと段階を経ていきます。

(写真 夕食 お客様から頂いた芋のつる。)

(写真 夕食のハンバーグ。蓮根は糖質が多い為、食べずに残っていたが、もったいないので。)


暴飲暴食・不摂生を重ねているモンスター的なお客様がいます。

 

私の指圧治療だけで良くなると思いますか?

 

私は、良くなると思いません。

 

いくら私が工夫を凝らして、マックス気力体力全開で治療行っても、本人が身体をいたわることをしない限り、すぐに元に戻ります。

 

指圧を受けてもすぐに戻ってしまうという指圧師(お客様)は、疲労を取るだけ・対処療法的な浅い治療を提供している(提供されている)と思われます。

 

短期→中期→長期目標があれば、今日の治療がうまくいかなくても、今日はこういう治療をしましたと、説明ができ、お互いが納得できると思います。


気持ち良いと思ったら、そこで頑張ることを止めてもらいましょう。

 

立ち止まり、呼吸を意識して、体の深部まで酸素をいきわたらせる。

 

横たわり、今を楽しむこと。

 

欲張りな生き方、時間を節約したように見えて、せこい生き方をしていること、

 

自分と向き合っていないこと。

 

それらを指摘(感じてもらえるように、導きましょう)し、いじってみてください。

 

今を感じること!  終わり!

 

All is well!

 

東京で指導していた後輩たちが、良い治療家になるために悩んでいるそうです。

 

悩む時期は、誰にでもあるでしょうが、悩むと鬱、内側にこもってしまう。

 

悩むと感じることが低下します。

 

考えないで、感じることです。

(写真 昨日の夕陽。若松のハワイみたいと思っている場所。本当にきれい。来年は、甥っ子姪っ子たちと海で遊び!海で笑うこと!最大の楽しみなこと。若松の自然いいね!)

美味しいものを食べること。


気持ち良い音楽を聴くこと。


自然に触れ合うこと。


きっと体や心に余裕がない状態で考えても、悩みが増えてしまう。


寝る、負担を減らす、掃除する、引き算的なこともしてみる。


得るばかり、足し算ばかりしない。


でも、悩む治療家・整体師さんは、意外とエネルギーや希望など与えるばかりの人が多く、自分のエネルギー不足の人が多い。




フィーリング、直感で生きたいものです。


直感は速く、強く、鋭いですよ。





 

私は、決して、お客様の満足・自己満足を求めて治療をしていません。

 

ホームページでも書いている通り、私はお客様の満足を追及していません。

 

お客様にとって主訴だけでなく、必ず付随している身体や心の歪み、筋力不均衡、重心のアンバランス、血行不良、偏った食生活、運動不足、身体が意識させて全体を使えていない、腰が痛い、肩が凝る、といった様々な悩みを解決しようとアプローチします。

 

私が偏っていたら、説得力がない、そして良い指圧が提供できません。

 

患者の希望も聞きながら、治療方法も偏らないで患者に合っている治療法を提供・アプローチしたいと思います。

 

患者によって、指圧でなく、按摩・マッサージ、ストレッチ調整、骨盤調整、筋膜リリース、アナトミー筋膜調整、攻撃的な痛みを伴う疼痛軽減療法、ツボ療法、運動療法、体幹トレーニング、歩行訓練など行います。

 

指圧にこだわっていません。

 

しかし、指圧は私にとって空気みたいな存在です。

 

なくてはならないもの、歯磨きみたいなものです。

 

相手に指圧をすることで、私の体の調子がわかります。

 

指圧は私の一部です。

 

私の心が悪ければ、最悪な指圧になります。

 

指圧は私の心の天気を表現しています。


指圧が荒れていたら、自分の心が荒れている。

 

患者、お客様をだますことはできません。

 

素人のお客様をだませても、自分はだませません。

 

手を抜いたとき、自分でも気がついています。

 

確信犯です。

 

お客様を満足させても、すぐにお腹が減るように、身体が欲してやってきます。

 

満足は、闇のように怖い。

 

満足はきりがありません。

 

私の満足を満たしてくれた治療家はいません。

 

私を納得させてくれた偉大な治療家は沢山いました。

 

指圧が好きな人はたくさんいます。しかし、指圧から愛される人は殆どいません。


最後に、指圧から愛される人になりたいものです。

 



 


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