
毎月開催しています、総合手技交流会11/18のお知らせです。
理学療法士、鍼灸師、あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、カイロプラクター、アスレティックトレーナー、様々な医療関連職種が養成教育(卒前)および卒後教育の場として参加されています。
この勉強会での趣旨は、毎回講習会形式で発表されること・これが全てではないということです。また、垣根を超えて、手技の向上を図りたい、ということです。
発表されたことを半信半疑ぐらいで、ご自分の目と耳と手で判断されて頂けたらと思っております。
すこしでも参考になるものがあれば、患者や自分の健康管理にご使用して欲しいと思います。
今回は、
前半部は、安部が「なりたい治療家になるために必要なこと、その2」、「前回の復習(オステオパシーと指圧の評価・検査→治療→再検査→運動・弱い筋を促通の流れ)」を行います。
その後に、ケン先生(PT)が講義致します。
〜〜ケンの『臨床家のための基礎からわかるリハビリ解剖生理学』
参加してみたい人は、詳しくはお知らせをご覧ください。

前回の例)
オステオパシーの哲学とは、「人体の構造と機能を調和させた概念を包容する科学的知識を拡張させることで裏付けられるヘルスケアの概念である」
構造とは、解剖学、機能とは生理学。
しっかり構造と機能を感じて、調和させていく、、、。
哲学(原理)、、、
A人体は一つのユニット
b身体は自己治癒力を持つ
c構造と機能は関与している
d合理的な治療は、上記の3原理に基づく
診断(検査)と治療の最も重要な原理の一つは、組織や関節、その他の構造を正常な可動範囲内でコントロールすることである。
それゆえに、治療手技における動きは、正常な生理学的な範囲内に抑えるべきである。
そして、解剖学的制限を超えてはいけない。
リスクを避け、安全な治療を行う。
体性機能障害の検査の基準(いずれかの所見があるはず)、、、圧痛は感覚的なもので最下位にしている。
1組織の触感異常
2位置の非対称性
3可動制限
4圧痛、、、
オステオパシーアトラス
マニュアルセラピーの理論と実践より

前回の感想)後列左から2番目
直方市のオレンジ整体院 院長松本さんは、癒しんご・楽しんごさん御指名の専属整体師。
楽しんごさんに「ほぐし注入」しています!
福岡大学体育学部卒のアスレティックトレーナーでもあります。
もっとやるぞ!と元気の良い感想をいただきました。
面白い話や現場で苦労している話が共有できました。
また、腰椎椎間板ヘルニアの患者さんで、歩くのもやっとの患者さんがきたら、PTや鍼灸マッサージ師の人はどういう対応をするのか、質疑応答が非常に勉強になりました。
また参加したいと思います。
腰椎椎間板ヘルニア、ぎっくり腰の各先生の対応→
カイロプラクターNさん)
様子をみてアジャストは行う。
腹筋群、外腹斜筋、ヤコビーライン、筋膜腰方形筋・中臀筋・胸腰移行部・腰仙部調節を行う。
PT Kさん)
コルセットつけたら良くなるということは、腹圧がないということ。
膝立てた状態で、息吐きながらボールをはさんで、
腹筋運動は、手術しても、やっていて損はなし、助かる。
薬物療法を続けて4〜5日続けても痛みが軽快しないときは、
安静度を上げることを考えます。また、坐薬等より強力な薬や、
柔整師Mさん)
弱った筋肉には、促通をはかる。
張り詰めた筋膜は、リリースする。
手に負えないケースは、レベル上の先生に任せる。
鍼灸マッサージ師 Zさん)
腰部ヘルニアの治療、慢性痛の改善の場合は、
とりあえず痛みをとればいい、というのは別ですが、
人の体が変化するには、時間がかかる。
経絡、五行を使う。火の経穴が痛いというと、炎症があると判断していく。
胆経、下腿後面外側で筋膜リリースを狙う。
整体師 Sさん)
DRTや仙骨操作、座骨神経操作(
ブロック療法で整える。筋・筋膜の操作
施術は、5割くらいとれたら、5割にとどめること。
炎症がなければ、一発で効くが、炎症がひくには、48時間〜
炎症がひいてから、勝負。
腹部指圧→腸腰筋、下肢内側、股関節操作、
患部は禁忌にしている先生が多い。
仙骨が寝ている(前傾)
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