私の健康増進法 1 八幡西区・若松区の指の音指圧治療院

 

健康増進法

 

 

 

 「指圧法は一種の身心鍛錬法である。厚生省が定めた指圧の定義にも

 

指圧は、健康の維持増進をはかり、また特定の疾病治療に寄与する施術である。

 

と記されている。

 

健康の条件は、肉体的にも弾力性があり新陳代謝が旺盛であるとともに、精神的に落ち着いた環境を保つことである。このどちらが欠けても真の健康生活は求められない。故に、からだの調子がよくないからといって局部指圧治療を施してもらっても、それだけでは病気の根本は治らない。肉体の病気を治療するとともに、患者の精神面の欠陥をも指摘し、かつ指導してやることが大切である。またこれが健康増進の法のポイントでもある。」

 

*「指圧療法全書」 浪越先生/栗山三郎先生 共著 昭和42年初版より引用

 

 

肉体的には皮膚や「血管」、筋・筋膜などから判断して、弾力性と新陳代謝を促すようにする。

 

私は、その中で特に血管と背骨を大切にしている。

 

ストレッチ、体幹トレーニング、コアトレ、ヨガ、テニス、サーフィンなど体を動かして背骨がムーズに動けるか楽しみながら確認していく。

 

そうして、呼吸を深く高め、自律神経調整を自分に施すこと。

 

自分を大切にして、いつでも万全に準備していくことで、それでやっと他人に施術ができる。

 

指圧は、気力体力が充実していないと厳しい。きつい指圧になってしまう。

 

背骨の歪みを整える目的は、神経の流れを本来の位置に回復して、神経の流れと「血管」の流れを若返らし、停滞している気・血・水をきれいに運営する・排出するお手伝いをしていく。勿論、これだけではないが。

 

 

 

精神的にも、「欠陥」が大切である。欠陥を指摘するのは難しきことであるが、良いことも悪いことも伝えていかねばならない。本人に知らないうちに麻痺している感覚・自覚を促していく。これが素晴らしいイネイトの力、自然治癒力を高めていくことにつながる。

 

 

 

私も日々自分で調整し、毎週一度は必ず仲間や生徒から調整して頂いている。これが私の健康増進法である。

 

 

私は、指から伝わる感覚を大切にしている。

 

感覚が知識よりも経験よりも何より一番上位である。

 

感覚が鈍いときは、身体が心地よくなるように自己調整していく。

 

 

昔は、治療院に行けば仲間がいるので、お互いを治療して研鑽していた。ほぼ毎日指圧やマッサージを受けて、トレーニングに励んでいた。しかし、ヨガやコアトレを覚えていくと指圧を受ける機会は減っていき、自分で調整する余裕ができた。