再会 阿部義塾スポーツ科学研究所

今年の夏は、どこかに行って遊ぶということはできなかったけれど、

 

毎日が新しい命の成長をライブでみれて、

 

幸せなぁ〜楽しい夏生活でした。

 

おかげさまで、長男はすくすくと育っています~

 

さて、仕事と子育てを追われている夏、

 

東京でお世話になった人に再会しました。

 

一人は10年前にチェコで知り合い、それからずっと続く女性のお友達。

 

チェコでも東京でも何度も家族くるみで付き合いのある方。

 

その方は、とある事情で産業医科大学に入院することになって、再会しました。

 

不思議な縁です。

 

その方の両親は北九州市に住まれていて、私の家の前の店によく通っているという、すれ違い具合。

 

そして、もう一人は東京で整体や指圧を修業していたときに、大変可愛がってくれた先輩です。

 

私が「ダイナマイト阿部さん」と呼んで、親しくしてもらっている方です。

 

JAL JETSのチアダンスのコーチ、チアダンス飯野高校(日本一)のコーチ、帝国ホテルなどスポーツコンディショニング指導、Toughness partnersヘッドトレーナー、そして大企業の会長などのコンディショニングコーチをされている方です。

 

阿部義塾スポーツ科学研究所 所長

阿部 浩二さんです。

 

 

 

福岡のチアダンスチームにコーチのため、やってきました。

 

先輩が福岡で仕事が終わったあと、飯でも奢るから顔をださないか?と。

 

 

東京台東区に住んでいる先輩は、福岡市も北九州市もすぐの距離だと思っていたらしく、

 

あいにく、仕事が終わるのが遅く、往復何時間もかかって、会食できる時間もとれそうにないので、一度は断りをいれました。

 

翌日、先輩が昼を誘ってくれましたが、朝から夜まで仕事でやはり無理でした。

 

すると、私に会えないときのために、美容の関係で美容薬品会社とアポをとっていました。

 

その会社の場所がなんと、私の家の近くでした。

 

まさに奇跡。

 

それなら、昼休みに折尾駅に向かいにいって、送り届けたい、

と思い、

 

昼休みに来るようにお願いしました。

 

ぴったし私の昼休みを利用して、折尾駅から美容の会社までの短い道中でしたが、お互いご縁を感じて、喜びに満ちていました。

 

折尾駅の西口に待っていてくれました。

 

待ち合わせを告げていなかったのに、西口で再会です!


何度会っても存在感が大きい!


嬉しい再会でした。

 

 

 

 

 

 

 

先輩は、少し、少し痩せて動きが以前よりもよさそうでした。

 

仕事も軽く3割程度こなしていて、まだまだ余裕がありました!

 

柔道の試合もでていて、体重は100キロ!

 

私に整体は勿論、いろんなことを教えてくれました。

 

そして、修業時代の私は、学校の授業料や家賃、生活費、セミナー研究費など追われていて食費に余裕がありませんでした。

 

東京での学費一年目は、最低200万円です。年間生活費を安く見積もっても200万~240万く。

 

按摩マッサージ指圧師を取得する3年間で、学費400万+生活費600万で約1000万必要でした。

 

それ以外にセミナー代や書籍代がいくらあっても足りませんでした。

 

 

そんなときに、何も言わず、腹をすかしている私に弁当を食べさせてくれた先輩です。

 

また、私が原付で勝どき店から帰るとき、先輩はスポーツカーがあるのに、わざわざが原付で来てくれてました。

 

私は御茶ノ水、先輩は台東区に住んでいたので、上野までいつも一緒に帰っていました。

 

夜の清澄通りをレースしながら、遊びながら帰った思い出が、二人とも懐かしくよみがえってきました。

 

上野で美味しいトンステーキ屋さん、その店にはまた行きたいです!

 

また、夜中2時頃帰っているときは、先輩がラーメンを食べて行こうと言えば、いつも御伴していました。

 

先輩は軽く食べるだけで、私には笑いながら特大大盛りラーメンを注文するのです。

 

麺だけで600g、800gぐらいあるので、食べれません・・・。

 

悶絶する私を横眼で笑いながら、見守ってくれた、整体の世界を教えて頂いた先輩です。

 

先輩を美容会社にお連れする前の日、海を見に行ったとき、こんなところに手作り石鹸工房があるんだ、美容の会社があるんだと発見しました。

 

まさか、次の日、その店に先輩をお連れするなんて、

 

ビックリしました。

 

ダイナマイト阿部さんも、若松の海を気に入ってくれました。

 

また、福岡来たときはレンタカーで海を見にドライブする!ってメールをくれました。

 

私の修業時代、阿部さんだけでなく、亡くなった鍼灸マッサージ師の池田名人、ビップたちからよく御馳走して頂き、可愛がって頂きました。

 

ダヴィンチ治療院の神田さんも、ランチや夕ご飯を御馳走してくれました。

 

これからは、私が修業している若い人や恩人に恩返しをする番です。

 

 

 

美味しいものを食べていたら、お腹が満たされていたら、悪いことをしようと思わないのかな?と、今日の昼の綺麗な雲をみていたら、

 

ふと思いました。

 

紛争地のアフガニスタンの人が言っていました。

「食べれないから、仕事がないから傭兵になって・・・」

「仕事があって食べれたら、戦争行かない・・・」

 

アフガン復興で命を捧げている医師中村 哲さんが、人を助けるのが『医療』だから、砂漠に水路をつくって、農地を開拓して・・・。

 

世界には、凄い人がたくさんいるものです。

 

世界は広く、自分だけの世界は狭いのです。

 

自分だけの世界は、狭く、けちくさい、おもしろくないのです。

 

シャイな私のとって、

 

楽しく、みんなと分かち合い、過ごす方法は?

 

自分とは?を

 

考えさせられました。

 

 

 

私も食べるものがないと、強奪するのか?と思ったら、

 

ぞっとして、身が引き締まりました。

 

平和がいいけれど、平和ぼけもだめ・・・。

 

戦争も平和もないと思っているけれど、

 

遠くの地で血が流されている・・・。