疲れがわからない。きついというのがわからない⁉️

息子も背伸びができるまで成長しました。

いろんなことに興味津々です。

息子をみていると毎日が冒険家のように思えます。

少しずつ散歩ができるようになりました。

公園に行って芝生の上で遊んでます〜〜

ペンギンのように歩く姿は可愛いもんです。

疲れがわからない。

昨日夜の患者お2人さん。

背骨や体には、負担がかかっていることが明確に浮き出ていました。

でも、当の本人達は、自覚症状が薄い。

自覚症状がわからない。

何度も整体やマッサージを受けているのに。

感覚が鈍っているんですね。

思考が優先され、自分の世話が後回し。

それでは、自分をみつめる時間が足りず、

自律神経の乱れや体の不調には気がつかないでしょうね〜。

体のあちこちに自律神経に乱れが出でいるのに。

そこで、
当院に来て頂いたからには、検査でしっかり認識してもらいます。

血液検査や病院の検査ばかりが有効ではありません。

1人は、会社の代表で30名のスタッフを育成しながら、家では奥様や子供の世話に奮闘していて、
頭の中が休まらない、という状態でした。

もう1人は、朝から病院で検査、その前に下見に行った。

下見に行くのにも、介護の合間をぬって、都市高速使って急いで帰る。

自分の時間は、余ったら使うみたいな生活を続けています。

そのせいで、交感神経優位な体になっていました。

背骨の可動域は狭くなり、その周りの筋肉は固くなっていました。

そうすることで、体にブレーキをかけようとしてくれているのに、

ますます加速させる方向へ努力されていました。

そのサインに気がつかない、いや気がついているけれど、無視していました。

2人とも痩せ型で、普通に体は動くし、寧ろ体は頑張っているので、よく活動するほうです。

私が我慢すればいいという思考に陥っていました。

ちなみに、
自律神経のバランスは、交感神経と副交感神経の両方が高いときが良いときです。




現状の理由

2人とも、

知らず知らず

仕事オーバー、介護オーバーに陥っているようでした。

そうすると、

何かにすがる、依存がうまれます。

漫画に読みふける。

サプリに頼る。

薬に頼る。

人に頼る。

仕事中毒になってしまい、夜中に目がさめる。

寝ても疲れがとれない。

頭がぼーっとする。

自分の嫌なことは、他人におしつける。

スタッフを温かく見守るようで、知らず知らず冷たい接しかたになっている。

スタッフを怒れないから、感情をコントロールする。

負の感情が溜まって、よどんでしまう。

たまたま、2人は前日よく寝ていて体調がよく、
どこも疲れていない、ということでしたが、

毎回体をみさせて頂くと、同じことの繰り返しで、
体を硬直させて来ます。

以前は、膝が痛い、腰が痛い、肩がいたい、頭が痛い、など抱えていました。

うまく体の防御反応が働いていたときは、痛みを感じられていました。

『10年ほど前までは、痛みは聴覚や視覚、味覚と同じように、体に起きたことを読み取る知覚だと考えられてきました。

ところが最近の研究では、痛みは心身の複雑な防御反応のひとつと考えられています。

肉体的な感覚だけでなく、感情や考え方などの精神的なものが体に強く反映している場合も多いことが明らかになっています。』【スタンフォード大学 心理学教授 ケリー・マクゴニガル】

2人のように本能的な反応を無視して、痛みを忘れる患者も、未病の段階では多くいます。

本能的な反応が過剰になって、痛い痛いと訴えが強く、痛みに振り回されている患者も多くいます。





認識して、許すこと


今の自分を受け止める、理解してあげれるようになる。

今の辛い状況を作ったのは、誰かのせいではなく、紛れもなく自分自身です。

まず、自分を受け止め、認めてあげなくては身体は良くなりません。

つまり、治らないのは人のせいではなく、自分のせいなのです。

自分自身を変えなくては治りません。

そういう意味では、病気は自分がつくったという認識を持つことで、

自分で自分のケツを拭こうという覚悟がうまれてくれれば幸いです。

しっかり原因を把握してもらうことが必要です。

そうしないと、

繰り返されます。

結果、今までは寝ていたら治っていたものが治らない。

大病に繋がります。

不幸な結果を招くのではないでしょうか?



背骨の歪みからわかること

腰椎の可動性が低下していました。

腰椎骨盤の動きがギシギシ。

胸椎は、側屈・回旋という動きになりますが、左右ガタガタにバランスを取っていました(崩していました)。

全ては自己責任です。

自分が作り出したものがほとんどです。

施術が終わった後は、回復に向かっています。

整っています。

でも、次の日からまた同じように、
自分の体をあたかもパシリ、奴隷のように酷使していては、戻ります。

戻ったのは、あなたのせいです。

良い状態を維持するのは、あなたの役目です。

でも、だからといって、

患者さんや

その過去の自分を否定していてはいけません。

抑圧してしまうと、
新たな自律神経緊張を生みます。

それも許す、仕方なかったね。

そういう風に身体をイタワれなかった自分を許すこと。

それで緩み出します。


だから、こちらもあなたのせいですよ、だけでは緊張させてしまうこともあります。

それも包んであげる施術者としての意識が大事です。

そこが厳しいし、楽しい。

毎日、意識と繋がって
練習しています〜(^.^)  

追申
施術した次の日に、
「昨夜はぐっすり眠れて、起きたら最高に体の調子が良かった」と報告を受けました。

こんな報告は、とても嬉しいです。

昔は、寝たら治ってたんです。

子供の頃は、寝たら治ってたんです。

最近疲れがとれない、しんどいは、お身体のサインですよ。

いつもありがとうございます。

感謝しています。